お知らせ
『記憶を通して見た意識の構造』が出版されました。
- 2026.08.23
- プレスリリース
「我思う、ゆえに我あり」で知られるデカルトの命題。しかし、その「我思う」を認識している「我」は、記憶によって支えられているのではないか――。本書は、こうした問いを出発点に、「記憶」を通して人間の意識の成り立ちを見つめ直します。
私たちは、過去の出来事を記憶し、その蓄積のなかで物事を認識し、考え、感じています。一方で記憶は、ただ過去を保存するものではありません。時間とともに薄れ、ときに姿を変えながら、現在の感情や判断、そして「自分」という存在にも影響を与えています。
本書では、意識と世界、対象と記憶、人間の行動を動かす力、記憶と感情・心について考察を重ね、さらに芸術、宗教、愛、死、思い出へと視野を広げていきます。過去を覚えていることと、いま「私」であることは、どのようにつながっているのか。身近でありながら捉えどころのない「記憶」を手がかりに、人間の意識と心のあり方を探ります。




